2018年09月21日
竹田さんが中古住宅のリフォームをされたのは、1年半ほど前のこと。おふたりでキッチンに立つこともあるという竹田さんご夫妻がリフォームでこだわった部分は、「全体の明るさ」と「収納」だといいます。そんなおふたりが「とっても使いやすい」と話すキッチンの収納とは……。引出し内の収納をはじめカップボードや吊戸棚など、ぜひみなさんも参考にされてみてはいかがでしょうか。
「フロウピンク」の扉とアクリストン(人工大理石)ワークトップで明るい印象の竹田さんのキッチン。
ワークトップ上に調理道具などが出しっぱなしにならないように気をつけている、とのお言葉通りすっきりとしています。「明るさ」と「収納」へのこだわりに加え、プランニング時には「動線」も考慮。作業効率があがるようにと考えられたキッチンは、「とっても使いやすい!」とご夫婦揃って笑顔で答えてくださいました。
そんなおふたりのこだわりの収納について、まずはシンク下の引出しからご紹介します。
シンク下の引出し「シンクキャビネット」に収納されているのは、ザルやボウル、まな板など。シンクや食材の下ごしらえなどをするときに使うことの多いアイテムです。
「引出し式の収納では、中身が見渡せるので整理整頓がラクになりました。余計なストック品が増えるのも防げるので、収納スペースに余裕ができるようになったのも大きな変化のひとつですね」
シンクキャビネットの一番下「フロアコンテナ」には、洗剤や掃除道具がまとめて収納されています。
食器洗い用スポンジは、購入後ビニール袋から出しプラスチックケースに並べて収納。このように立てて収納すると、パッと見て在庫数がわかるのでストック品を買いすぎる心配もありません。
キッチンの真ん中にある「ベースキャビネット」は、調理中の作業効率を作用する重要な部分。一番上の引出しには、菜箸やキッチンばさみなどのよく使う調理道具が収納されています。
軽量用のスプーンとカップも、調理中欠かせないアイテムですね。このふたつは、別々に収納されている方も多いかもしれませんが、一緒に使うことが多いので同じ場所にまとめておくとより使いやすくなり、おすすめです。
収納場所が決まっていると、ストックが把握しやすいだけでなく片付けもスムーズにできて時短にもなりますよ!
その下の引出しは、調味料や油を収納するためのスペースに。
「コンロに立っているとき、この引出しが体の左側にくるので油や調味料が取り出しやすいんです。パッと取って使って、使い終わったらすぐにしまう、という一連の動作が効率よくできて、とっても便利ですね。背の高い調味料のボトルがそのまま立てて収納できるのも、使いやすい理由なのだと思います」
引出しの中に出汁などの調味料は見られるものの、塩や砂糖が見当たりません。そこで、塩などの収納場所を伺ってみると……。
「よく使う調味料類の収納スペース」として、吊戸棚を見せてくださいました。
塩や砂糖は、「ハンドムーブ吊戸棚」内にまとめて収納されています。ワークトップの前に立ったときに目線の高さにくるこのスペースは、パッと手が届きやすく「よく使うもの」の収納に適しています。使い終わったら棚をしまえるので、キッチン全体がすっきり保てるのもうれしいポイントですね。
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