2017年12月13日

ステンレス?人工大理石?ウッド?キッチンワークトップの素材選び基礎知識

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ワークトップ素材に見る特徴の違い

新しいシステムキッチンには、先にご紹介した「6つの基本性能」を備えたワークトップ素材を選びたいですよね。しかし、選べるワークトップ素材はさまざまで、「どの素材がいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。以下では、代表的なワークトップ素材の特徴とメリット・デメリットについて解説します。特にどの基本性能を重視するかを考えておくことで、理想の素材を選びやすくなるでしょう。

素材1:天然石

独特の重厚感を備えた天然石は、デザイン性の高さから選ばれる方が多い素材です。画一的ではないオリジナルな世界観が実現でき、リビングから見えるタイプのキッチンで多く用いられる傾向があります。その一方で、酢やワインによって変色する恐れがある、多孔質の天然石はメンテナンスが難しい、サイズの制限がある、といったデメリットも無視できません。御影石や大理石は、人気の高い天然石の代表例です。

素材2:人工(人造)大理石

天然石のような質感を持ちながら、天然石よりもメンテナンス性・耐久性に優れているのが人工(人造)大理石です。天然石よりリーズナブルで、カラー・デザインの豊富さから住まいに合わせて選びやすいのが魅力。「大理石」という名前ではありますが、実際は樹脂(ポリエステル系もしくはアクリル系)でできています。アクリル系はポリエステル系に比べて熱に強く、変色しにくい素材です。

素材3:人工水晶石

人工水晶石(クォーツエンジニアドストーン)は天然石の中でもとくに硬くて吸水しにくい水晶をベースに、樹脂などを混ぜて加工した素材です。「包丁よりも硬い」とされる人工水晶石は傷・衝撃・摩耗に強く、かつ水や汚れが侵入しにくいのが大きな特徴。天然石の質感を感じられる見た目と機能性を両立したワークトップ素材として近年注目を集めていますが、選択の自由度が低いこと、重いこと、高価なことなどがデメリットといえます。

素材4:タイル

粘土を焼いてつくったタイルは、耐熱性や耐久性、耐汚性に優れた素材。陶磁器、プラスチック、大理石といったようにタイルの材質は多様で、大きさや色味、デザインを変えることで、個性的なキッチンが手に入ります。タイルの場合は壁に統一感を持たせることも可能。ただし、施工に時間と手間がかかること、タイルをつなぐ目地の部分が汚れやすくメンテナンス性が低いことなどがデメリットです。

素材5:ウッド(木)

家具のような独特の風合いと存在感があるウッド。木のワークトップには水に弱い、傷付きやすい、耐久性が高くない、メンテナンスしにくいといったデメリットがありますが、そうしたデメリットを「個性」と捉えられる方にはおすすめできる素材です。ダーク系のシックなインテリアにはウォールナット材、ナチュラル系の明るいお部屋にはオーク材など、樹木の種類によってキッチンの表情が大きく変わります。

素材6:メラミン

心材となる合板に、熱を加えながらメラミン化粧板(メラミンシート)を接着していく方法でつくられます。1枚のメラミンシートを用いるので継ぎ目がなく、耐水性・防汚性の高さが特徴です。色柄も豊富でインテリア性も高く、比較的リーズナブルなことから選ばれる方も多い素材ですが、熱に弱いのが最大の弱点。加えて、水回り(水周り)に近い箇所では経年によってはがれてしまう可能性もあります。

素材7:ステンレス

ステンレスは、「汚れ」を意味する「Stain(ステイン)」と、「ない」を意味する「Less(レス)」が組み合わさってできた言葉です。鉄にクロムなどを混合してできた合金であるステンレスは、その名の通りサビが発生しにくく、ワークトップ素材として抜群の安定感を誇ります。ステンレスキッチンはモダンなインテリアにもマッチすることからスタイリッシュな印象を演出できますが、「無機質」「味気ない」といった印象もあるため、好き嫌いがわかれる素材といえるかもしれません。

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