2017年12月13日

お掃除のプロがコツを伝授!水まわりの“キレイ”を保つ簡単テクニック

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毎日の家事に育児に大忙しの主婦の方をはじめ、仕事を両立しながら奮闘するワーママにとって、年末の大掃除は一苦労。「まとめてやるから大変なんだ……」と、頭ではわかっていても、「日頃から取り組めるお掃除の方法もよくわからない……」。そんな悩める女性は多いのではないでしょうか?

今回は、クリナップテクノサービス株式会社の田村さんにお話をうかがいました。実は田村さん、社員として数多くのお掃除セミナーを開催しているお掃除のプロ。「ココさえ押さえておけば大丈夫!」といったポイントをメインに、日頃のお掃除をもっとラクに楽しく取り組める術を教えていただきました。難しい知識も新たな掃除グッズを買いそろえる必要もナシ! 毎日のちょっとした意識から大掃除いらずのテクニックまで、誰でも簡単に取り組めるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お掃除グッズは「共通」で使えるものが便利!

お掃除する場所によって使用グッズが変わると、それだけで大変な気がしてしまうもの。毎日の簡単なお掃除には、基本的に「使い古しの歯ブラシ」「スポンジ」「マイクロファイバークロス」があれば、どこにでも活用できます。しっかりとお掃除したいときは、キッチンペーパーや重曹、クエン酸(お酢)などがあると便利です。お酢を使用する際は、砂糖・添加物の入っていないタイプを選びましょう。

毎日これさえやれば大丈夫!

家事の終わりに「拭く」だけ

年末の大掃除がとても面倒くさくなってしまう原因は、一日の汚れを放っておいてしまい、それが一週間になって1ヶ月になって……その積み重ねでちょっとやそっとでは落とせない頑固な汚れになってしまうからです。汚れが溜まれば溜まるほど、年末の掃除が非常に大変になってしまうのは明白です。

「夕飯が終わった後などに、ササッと拭くだけでOK!」
一日の汚れは「拭くだけ」で、いとも簡単に落ちてしまうもの。特にレンジフードやコンロまわりの油汚れは「すごく大変……」と思いがちですが、たった1日だけの汚れなら、本当に簡単に落とせてしまうんですよ。放置することでホコリやタバコを吸う方ならヤニが混じって粘着質で頑固な汚れになってしまうため、一日ごとの拭き作業を習慣づけさえすれば、頭を抱えてしまいたくなるような悩みともサヨナラできるのです。

キッチンまわりの「お掃除ポイント」はココ!

お料理後の「コンロまわり」

使った後にサッと拭き上げるだけ。たったこれだけで日頃の''キレイ''が保てます

使った後にサッと拭き上げるだけ。たったこれだけで日頃の''キレイ''が保てます

料理を作り終えた後は、水拭きでコンロまわりの煮こぼれをササっと拭き上げるだけ。毎日拭くだけでヌメリなども防ぐことができます。基本は「すべて拭く」のがポイントです。

月イチでやってほしいお手入れ

使用後すぐは余熱が残っている状態なので、取り扱いには十分注意しましょう

使用後すぐは余熱が残っている状態なので、取り扱いには十分注意しましょう

月イチでお掃除してほしいのは「五徳まわり」。バーナーキャップと呼ばれる部品にはギザギザとした隙間があるため、煮こぼれなどで汚れが詰まってしまいがち。汚れが詰まっていると、コンロの火がまばらになったり不完全燃焼になったりと大変危険ですので、月イチのペースで確認し、もし汚れが詰まっていれば竹串などで汚れを落としましょう。

お料理後の「レンジフード」

外側に装着しているアルミ素材の板が整流板です。傷がつきやすいので丁寧な扱いを心がけましょう

外側に装着しているアルミ素材の板が整流板です。傷がつきやすいので丁寧な扱いを心がけましょう

毎日のお料理後には整流板に付着したホコリや油汚れを拭き上げましょう。毎日の作業としてはこれだけでOKです。落ちにくい頑固な汚れの蓄積を防ぐことができますよ。

月イチでやってほしいお手入れ

月イチ程度のペースで、整流板とフィルターを取り外して歯ブラシと中性洗剤を使って洗いましょう。水を含ませたキッチンペーパーに中性洗剤をかけ、フィルターにペタっと貼ります。

表と裏の両面に貼って30~40分ほど置くと汚れが浮き上がってくるので、キッチンペーパーを外してから使い古しの歯ブラシで磨いていきましょう。歯ブラシは編み目に対して横方向にブラッシングするイメージ。表・裏面どちらも行うのがポイントです。

フィルターをキレイにすることで吸い込みがよくなり、油ハネもきちんと吸い込むようになるので、結果的にキッチンまわりをキレイに保つことができますよ。

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