2019年03月05日
家族の状況の変化や、家事を楽しむ時間の余裕が出てきたことからリフォームを決断された戸松弘美さん。何より望んだのは「明るいキッチン」でしたが、ステディアを導入したことで収納力も使いやすさも飛躍的にアップ。キッチンに立つのが楽しくなって、生活が変わったとそうです。
「システムキッチンならクリナップだろう」というご主人の言葉と、訪れたショールームでステディアの扉「ブロカントシリーズ」にひと目惚れしたことが決め手でした。
「最初はブルーグレーの扉に決めていたのですが、施工の直前にいまの色に変更したんです。明るいキッチンにしたかったので、ワークトップや壁も白で統一しました。白ばかりだと落ち着かないのではと心配しましたが、微妙に色合いが違うのでとてもいい雰囲気です。野菜など食材の色が映えてきれいに見えるんですよ」と弘美さん。
普段はご夫婦ふたり暮らしですが、お子さんたち二世帯が集まるとキッチンも大忙しになるため、キッチンスペースを45cm拡張。その分隣接する既存のダイニングを縮小してご夫婦での朝食や配膳のスペースにし、リビングとして使っていた部屋を、“リビングダイニング”にすることに。
手動で軽々上げ下げできる「ハンドムーブ」(左)
「プルダウン」(右)
「せっかく白で統一するのですから、他の色の要素は加えたくありません。新しいキッチンではモノは出さず、徹底的に見せない収納にこだわりました」
そこで取り入れたのが昇降式の吊戸棚「ハンドムーブ」と「プルダウン」。必要なときには水切りスペースや調味料棚を目線の高さまで下ろせるので使いやすく、使い終わったら元に戻してスッキリ!
こちらはシンク下の収納です。手前にあるのは、ラップや包丁、まな板を収納できてさっと取り出せるツールポケット。スライドボックスで引出し内を2段に分けて無駄なく活用し、驚くほどの収納力です。
収納力の高さと、引き出せば奥まで見渡せることが引出し式収納の魅力です。弘美さんは、さらに「見える化」を工夫。
中身の見えるキャニスターやコンテナを購入して整然と並べ、粉類や穀類、豆類、調味料などを収納しています。「ひと目でわかるので、お料理中もスムーズです」と弘美さん。
調理スペースすぐ下の引出しには、スライサーや菜箸、キッチンばさみなどのキッチングッズがぎっしり。一番下のフロアコンテナには、食品や調味料のストックを収納しています。
「よく使うものはさっと取り出せるよう手元近くに、出番の少ないものやストック品は足元に収納しています。フロアコンテナは意外に深いので高さのあるものも収納できますし、収納力も高いですよ」
背面収納もやはり白で統一。吊戸棚でも弘美さんならではの「見える化」の工夫が。
常備している乾物類が一目瞭然、重ねずにケースに立てて入れているので、取り出すのも簡単です。収納スペースが十分あるので詰め込む必要もなく、まだまだ余裕はたっぷり。それも見えやすさ・取り出しやすさにつながっています。
カウンターの下には、炊飯器や湯沸かしポットを隠せる家電収納庫が。「蒸気の排出機構がついているので、扉を閉めたまま炊飯や湯沸かしができて便利です」と弘美さん。使うときには、扉を引き下ろすだけ。家電を置く台もスライド式になっています。
湯のみや小鉢は引出しに並べれば空間が無駄になりませんし、踏み台になる「ステップコンテナ」を利用すれば上部の棚にもらくらく手が届くので、くまなく活用できます。
「収納力は驚くほどで、ダイニングにあった幅145cmの食器棚にしまっていたモノも全部収まりました。まるでマジックみたいです」
「明るくて気持ちがいいですし、手際よく料理ができてきれいに片付くので、キッチンにいる時間が大好きになりました。家事が楽しめるようになって生活も変わりましたね」と弘美さん。
娘さんやお嫁さんによれば、弘美さんはお料理上手で特に煮物が得意なのだそう。キッチンのリフォーム直後に相次いでお孫さんが生まれて幸せいっぱいの戸松家。
ここから生まれる愛情いっぱいの料理が、家族の歴史を彩っていくことでしょう。
●お話をうかがった人:戸松 弘美さん
●お住まい:山梨県北杜市
●キッチンプラン
◎シリーズ:ステディア
◎扉:ブロンカッセ
◎レイアウト:壁付けI型
◎サイズ:間口270cm/奥行65cm/高さ85cm
◎ワークトップ:アクリストン(シュクルホワイト)
◎シンク:アクリストンシンク(ホワイト)
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