2018年08月01日

【歳時記】8月(葉月)ってどんな月?

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古くから受け継がれてきた月ごとのさまざまな慣習や行事について解説する【歳時記】シリーズ。今回お届けするのは「8月(葉月)」について。
この時期は、夏祭りや花火大会など屋外で楽しむ行事がたくさん! 夏バテや熱中症に気をつけながら、楽しい夏を過ごしたいものですね。「これって夏バテ?」と思ったときは、こちらの記事でご紹介している夏バテチェックリストを参考にしてみてください。

【二十四節気】

立秋(8月7日〜22日頃)、処暑(8月23日〜9月7日頃)

※二十四節気とは、太陽の動きをもとに1年を24等分したもので、約15日ごとに季節感を表す名前が付けられています。

【和名】

葉月(はづき)、月見月(つきみづき)、桂月(かつらづき)、秋風月(あきかぜつき)

【草花】

向日葵(ひまわり)

黄、橙、赤系色など品種が豊富。種実(しゅじつ)は食用油などに使われます。

水引(みずひき)

お茶の世界で重宝される茶花です。紅白の花を祝儀の水引にたとえて名付けられました。

※地域や気候などによって異なります。

【葉月の行事と過ごし方】

旧暦の8月1日は八朔(はっさく)または「田の実の節句」といい、実った早稲(わせ)を田の神様に供え、お世話になった人へ贈る習わしがありました。 下旬頃には台風シーズンの到来です。昔は、台風前に稲に誉め言葉をかけるなど、豊作を願う習わしや行事がありました。屋外の鉢植えなど、風に飛ばされそうなものはしっかり固定し、いざという時に備えましょう。

8月の和名である「葉月」には「木の葉が落ちるころ」という意味があり、7日頃の「立秋」を過ぎると「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。二十四節気では、23日頃に暑さが止むという意味の「処暑」を迎えますが、残暑の厳しい昨今ではまだまだ暑さが続きます。 この時期は、夏の風物詩であるひまわり、蝉の声、夜空を彩る花火大会や夏祭りなど楽しい行事も多く、連日の暑さによる夏バテ対策も必要です。

下のチェック項目の症状に悩まされたら、夏バテの注意信号かもしれません。質に重点を置いた食事、エアコンの温度設定や服装の工夫による体温調節、寝る30分~1時間前にぬるめのお風呂につかり体を温める、しっかり水分を補給するなど体調管理に気をつけましょう。

 

【夏バテチェックリスト】

睡眠不足

疲労感

胃腸の不調

全身の倦怠感

むくみ

立ちくらみ

食欲不振

イライラ

 

食欲が落ち気味な夏におすすめの麺レシピをご紹介していますので、ぜひこちらからご覧ください。

【麺特集①】さっぱり食べたい! 和風アレンジ麺レシピ」を見る>>

 

【そのほかの行事】

夏祭り

8月は全国各地でたくさんのお祭りが開かれ、大輔や害虫などの被害に遭わず、秋に豊作であることを祈願します。
東北地方では、2日頃に行われる「弘前ねぷたまつり」や、6日〜8日の「仙台七夕まつり」「盛岡さんさんまつり」「秋田竿灯(かんとう)まつり」「山形花笠まつり」など、たくさんのお祭りが行われます。

お盆

お盆は、先祖の霊を供養する行事。年に一度先祖の霊が私たちのもとに帰ってくれる期間です。旧暦の7月15日頃は新暦では8半ばにあたるため、多くの地域で8月に行われます。13日の朝には、ご先祖さまが無事に帰ってこられるようにと願いを込め、なすやきゅうりで精霊馬(しょうりょうま)をつくり、精霊棚(しょうりょうだな)に飾ります。夕方には、迎え火といって麻でできた苧殻(おがら)を焚き、16日の夕方には、先祖の霊を送り出すために送り火を焚きます。

京都の大文字焼き(五山送り火)が有名で、五つの山の東から西へ、右「大(文字)」「妙法(文字)」「船(形)」、左「大(文字)」「鳥居(形)」と点火されます。
お盆にまつわる「地蔵盆」は、主に関西地方の行事で8月23、24日頃に行われる子どもたちが主役のお祭りです。お地蔵さまの掃除をし、草花やお菓子をお供えし供養するほか、ゲームや福引などの余興が行われます。子どもたちにとっては夏休み最後の楽しみです。

 

『【食の歳時記】8月の旬を感じる食材と料理』を見る>>

 

このコンテンツは、キッチンを通じた楽しいふれあいの場づくりに貢献するために、食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップの生活研究部門「おいしい暮らし研究所」が監修をしています。

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